こんにちは!
これまで〜名の客室乗務員やグランドスタッフの内定者を輩出してきたサクセスキャリアエアラインの菊地です。
今から3ヶ月で客室乗務員の内定を目指していくとなった時に、あなたは何をしますか?
- 内定が欲しい航空会社の情報を見てみる
- 募集要項を確認し、足りてないTOEICやSPIを勉強する
- ネットで色々情報を漁る
ん〜、どれも正しいようで
実はあなたにとって本当に最適な行動ではないかな〜汗
と私は思うんですよね。
今日はこれから3ヶ月本気で客室乗務員を目指す方々が1日目にして欲しいことを伝えます。
【自分の現在地】を知らないと遠回りになる
私がもしも今から客室乗務員を目指すなら、最初に【自分の現在地】の把握をします。
なぜなら、エアライン受験をする受験生の中でも今の自分がどのレベルにいるのかを把握できていなかったら、3つのデメリットがあると思うからです。
- 自分には必要のない対策に時間をかけてしまうこと
- 自分に必要な対策が分からないままに行動したからこそ中途半端になること
- “やってるハズ”なのになぜか自分にしっくりこず、結果も伴わない状況が続くこと
結局、上記はどれも『自己嫌悪になる要因』だなと私は自分の過去の経験からそう思います。
そもそも、『エアライン受験をしたことがある方』と『エアライン受験をしたことがない方』がなぜ同じ対策になるのでしょうか?
『毎回1次面接敗退をしてしまう方』と『最終敗退ばかりしてしまう方』が一緒の授業内容を取り組んでいくなんて、絶対に違うでしょ!と私は思うんです。
なぜなら、私自身これまでエアライン受験対策で出会ってきた生徒さんに対しては、誰一人として同じ対策をしてこなかったから。
だからこそ、「入会後このステップで皆さん同じように進めますよ〜」というカリキュラムには疑問でしかありません(汗
そうなると、一番最初に大事なのは「エアライン受験というフィールドにおいて、あなたは今どれほどの実力を持っていてどこに位置しているか」を把握することではないでしょうか?
それがわかれば、客室乗務員になるために”今の自分に必要な対策がわかる”のですから。
【自分の現在地】を把握する方法
ではどうやって【自分の現在地】を把握しますか?
その前に、この段階で2つのタイプの方がいることを先にお伝えせねばなりませんね。
- エアライン受験をしたことがある人=エアライン受験「経験者」
- エアライン受験をしたことがない人=エアライン受験「未経験者」
なぜお伝えしたかと言いますと、この段階ですでにもう「対策方法が異なる」からです。
エアライン受験をしたことがあれば、ある程度その過程で見えてきたもの・感じてきたものがあると思います。
でもエアライン受験をしたことがなければ、エアステージなどの本やネットで掴んだ情報からでしか想像することができず、具体的にどんな対策をしたらいいかわかりませんよね?
さて、今の段階であなたはどちらに属していますか?
ここから先はタイプごとに【自分の現在地】を把握していきたいと思います。
① エアライン受験「経験者」が最初にするべきこと
まずエアライン受験を経験している時点で、あなたは既卒受験者だと思います。
そしてエアライン受験を経験してきたあなたなら、これまでの受験歴からエアライン受験の大変さや苦しさを見に沁みて実感していると思います。
その上で、自分の今の実力はいかほどなのか?
内定者とはどれほどの差があるのか?
その【自分の現在地】知りたいですよね?
ではまず、ご自身の受験歴を全て書き出してみてください。
その際に以下の情報を書き出して欲しいです。
<新卒・既卒受験歴>
- 会社名
- 何次選考での敗退か?(ES?1次面接?2次面接)
- この時にどんな対策をしていたか?
- その上で敗退理由は何だと考えているか?
人によってはかなり受験歴があるかもしれませんね。
その場合には覚えている限りでいいですし、特にコロナ明けの採用はコロナ前と企業の基準値も変わったので、できるだけコロナ明けの受験歴を思い出して丁寧に1つ1つ書き出して欲しいです。
コロナ明けはまだ受験してないという方は、可能な限りコロナ前に受けた受験歴を思い出して書き出してくださいね。
さて、書けましたか?
特にエアライン受験歴がある皆さんが注力しなきゃいけないのは、
- この時にどんな対策をしていたか?
- その上で敗退理由は何だと考えているか?
この2つが何より重要です。
なぜなら、あの当時、あなたが面接官に見せたものが間違っていたからこそ「不通過」をもらってしまったわけですし、逆に見せたものが合っていたからこそ「通過」をもらえたのですよね?
私にとって「通過」「不通過」は、面接官からの通知表だと思っているので、そこにはあなたが内定を掴むために必要な”真の答え”があると考えています。
だからこそ、「受験して結果を受けとって終わり」じゃ絶対にダメで、「なんでそうなったのか?」を導き出せることが何より重要だと思います。
この取り組みは過去の敗退歴と向き合うので苦しいかと思いますが、1つ1つ丁寧に向き合ってくださいね。
それが今後3ヶ月で内定をもらう自分になるためには、必須な作業なのですから。
① エアライン受験「経験者」の【自分の現在地】の見つけ出し方
さて、1つ1つ丁寧に書き出せましたか?
特に敗退した要因は何だったのかを書き出すことが本当に大事ですからね。
その上で、ここからやっと【自分の現在地】を把握する作業に移ります。
手元に『敗退した要因』を準備して、以下に沿って考えてみてください。
- その敗退した要因を改善するためには何の対策が必要だと思いますか?
例)自己分析なのか、企業研究なのか、面接練習なのか - その対策をすれば本当に次は内定をもらえると思いますか?
「YES」の方は③へ 「NO」の方は③へ - ではなぜその対策をこれまでしてこなかったのですか?
例)やり方がわからなかった、時間がなかった - その対策に対して内定を掴むための「今起こすべき行動」を書き出してみてください。
- どうして「NO」だと感じたのですか?
例)今の段階でやり方が間違っている気がするが、正しい取り組みがわからないから - 内定を掴むためにも自分に合った対策を見つけるためにはどうしたらいいと思いますか?
例)第三者のアドバイスをもらう
上記を踏まえた上で、あなたは以下のどのフェーズにいますか?
- 自己分析ができていないかも
- 就活の軸が出せていないかも
- 職種理解が不足しているかも
- 企業研究が欠けているかも
- 書く力が欠けているかも
- 話す力が欠けているかも
数字が大きくなればなるほど実力があると言えますが、もしも①で困っている場合にはちょっと頑張って仕上げていかなければいけないと思います。
② エアライン受験「未経験者」が最初にするべきこと
エアライン受験をしたことがない方にとって、内定するレベルの方々と自分の間はどれほどなのか計り知れないと思います。
自分の何を物差しにして計ればいいのかもわかりませんよね。
特に新卒受験者の方は、そもそもの就活歴もないので未知数です。
ですので、この場合には0から学ぶという姿勢でこのページを早速参考にしてほしいです。
ただ、既卒受験者の方は就職活動自体は経験されているので、以下を参考にしほしいです。
② エアライン受験 未経験者の【自分の現在地】の見つけ出し方
就職活動を経験した既卒の皆さんなら、新卒就活こそ自分の実力の指標になるのではないでしょうか?
まずは以下の過去の就活歴を書き出してみてください。
<自分の就活歴>
- 会社名
- 何次選考での敗退か?(ES?1次面接?2次面接)
- この時にどんな対策をしていたか?
- その上で敗退理由は何だと考えているか?
ここで知りたいのはあなたの今の実力なので、他業界であってもエアライン受験とは無関係ではないです。
他業界の面接でうまく話せなかった人は、やはりエアラインの面接でもうまく話せません。
他業界のエントリーシートでも通過できなかった方は、やはりエアラインでも厳しいかもしれません。
だからと言って「諦める」と言う話ではなく、今は自分が客室乗務員になる上で「自分には何が足りていないか」を客観的に把握し、自分の実力を知ることで、これから目指す内定に向け具体的な起こすべき行動がわかることが重要です。
どうですか?書けましたかね?
もしもご自身で分析してみたものの、
「やっぱり誰かのアドバイスが欲しい」
「もしかしたら自分でも気づいていない改善点があるかも」
と思われる方は、是非とも第三者にアドバイスを求めてみてくださいね!
私のスクールでもカウンセリングをしているのですが、以下のような嬉しいメッセージをいただいております。
もしも自分の課題点がなかなか見つからず、苦戦している方がいらっしゃればいつでも気軽にお声がけくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
次回は、【エアライン受験の全貌】をお伝えしますね!
菊地未夏